PRODUCT製品情報

Digital Sight series

ニコン

Digital Sight 50M

特徴

6000万画素の高解像・広視野画像取得からROIモード使用による高速画像取得まで可能なモノクロデジタルカメラです。
創薬研究におけるハイスループットスクリーニング解析や画像解析等にご利用いただくことで、お客様にメリットを感じていただけるカメラです。

主な仕様

〇6000万画素の高解像な広視野画像を効率的に取得

6000万画素の広視野を取得でき、高精度な解析を実現します。

細胞培養で用いられ鵜ウェルプレートのような大量の標本を扱う際、高解像度であるため2倍レンズでも一つのウェル全体を十分に画像としてとらえることが出来ます。そのためウェル全体の画像から効率よくサンプル内の注目したい部分を発見し、その部分に対して高倍率で撮影して確認を行うことが出来ます。このような使い方により細胞スクリーニングにおいて時間短縮や効率化に貢献します。

〇蛍光に対する感度が約1.5倍向上し、標本へのダメージを抑える

従来製品の顕微鏡モノクロデジタルカメラ「DS-Qi2」と比較して、蛍光感度が約1.5倍向上しているため、微弱な光でも画像として取り込むことが可能です。よって、短い露光時間で撮影できるため、標本へのダメージを抑えます。

〇標本の任意の箇所を指定し、最速225.9fpsで高速シグナルをとらえる

カメラ撮像範囲内の任意の箇所を指定して高速撮影できる「ROIモード」を掲載しています。「ROIモード」を使用すると最速225.9fps(640×480画素時」のフレームで画像取得が可能です。高速なシグナルを逃さず、効率的にとらえます。

〇ソフトウェアにより自動化を実現し、ワークフローを向上

従来のニコンカメラと同様に、画像統合ソフトウェア「NIS-Elements」(別売り)と組み合わせることにより、顕微鏡にウェルプレートを設置するだけで、画像取得から解析結果表示までのフローを自動化できます。さらに、細胞の密度や分布が不均一な箇所や、あらかじめ指定した条件を満たした箇所を自動検出する機能など、研究目的にあわせた効率的な解析が可能です。創薬研究において、細胞スクリーニングのワークフロー向上に貢献します。

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